香港で頭痛が痛いときの診察と処方される薬(個人的な体験談)

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年明けから慢性的な頭痛に悩まされています。

病院には2月末に一度行った後、治らないので4月に2回ほど行きました。

香港で頭痛が我慢できないくらい痛くなってしまった方は参考にしてください。

頭痛は大きく分けて3種類

慢性的な頭痛はだいたい

  • 偏頭痛(脈に合わせてズキズキ)
  • 緊張型頭痛(締め付けるような痛み)
  • 群発頭痛(毎日決まった時間に)

に分けられますが、脳腫瘍・くも膜下出血・脳梗塞などでも頭が痛くなったりするので自己診断は危険です。

私もそれが怖くて「一応いっとこうか」という感じでした。

診察の結果、自分の場合はおそらく「緊張型頭痛」

診察の内容は、基本的に対面での問診になります。血圧くらいは図ったかもしれません(うろおぼえ)

病院によっては通訳の方が同席してくれますが、どちらにしても診察は15分程度で大したことは聞かれません。 (どこが痛いか・仕事は忙しいか・悩みやストレスはあるか など)

問診に答えていて自分で気づいたことが以下なのですが典型的な「緊張型頭痛」でしたね。

  • 加齢によって視力が落ちてきている
  • それにより今までできていた長時間のデスクワークによる疲れが増大
  • 姿勢も悪くなりストレートネック気味に
  • 結果、肩と首のコリがひどくなる
  • 後頭部がキリキリ、ギューと締め付けられる痛み

先生の見立てもそんな感じで、まあ深刻な問題ではないね~という感じでした。

ただ、緊張型頭痛が前述の脳疾患による痛みと似ているらしく、「後頭部をガンガン殴られたような激しい痛みを感じるか?」という質問をされました。

ここでYesと言うと、おそらくCTやMRIでの精密検査になったはずです。

精密検査の料金は10万~15万円くらいしますが、もし本当にそのような痛みがあるなら緊急事態ですので、お金を惜しんで嘘を言ったりはしないほうが良いと思います。

病院でもらった薬

以下のような薬が毎回処方されました。

※偏頭痛の場合は違う薬が出るかもしれません。

  • パナドール Panadol(1日3回1錠づつ)
  • トラマドール Tramadol(1日2回・食後に1錠づつ)
  • セレブレックス Celebrex(1日2回・食後に1錠づつ)

これらは全部鎮痛剤になります。

パナドールは海外ではなんにでも使える薬で、そこら辺の薬局やコンビニでも買えるので切れたら補充してます。 お酒も食事も大丈夫(たぶん)だけど効き目は微妙です。

カッコの用法を指導されましたが、調子が良くなって少しずつ減らしたい場合は

  1. まずはパナドール
  2. 痛みが引かない場合にトラマドール
  3. それでもダメならセレブレックス

の順番で、とアドバイスいただきました。

初診時にはトラマドールではなくザナックス Xanax(1日2回・食後に1錠づつ)という薬を処方されましたが、ネットで調べたら抗不安薬および筋弛緩薬の一種と出てきたのであまり飲まなかったです。お酒もNGでしたし。

診察費用

上記のような診察と薬の処方にかかった料金を記しておきます。

日本人通訳つきの私立クリニックの場合です。

※カッコ内はだいたい14円くらいのレートでの日本円

  • 診察費 HK$1000~1200(14000~16800円)
  • 薬代 HK$600~800(8400~11200円)

くっそ高いですが、他の病院の通訳の方に聞いたところ、私立病院の料金としては「まあだいたい相場どおりか、薬代が少し安い」とのことです。

公立の病院に行くとこれが薬代込みでHK$120(1680円)くらいになります。頭痛以外でもほとんどこの料金です。すごく混みますが。あと、旅行者など香港に住んでいない人はもっと高いので注意。

支払いは前回出国から90日以内だったのでクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用しました。これが使えなかったら死ぬところでした。というか、使えることがわかっていたので通訳付きの病院に行ったんですけどネ。

まとめ

いかがでしたか?(キュレーションサイト風)

診察内容もたいしたことしないので、頭痛くらいなら英語ができなくても公立病院で大丈夫だと思います。

とりあえず、私は生活改善(おもに姿勢)しつつ、薬を自分で買い足して暮らしていこうと思います。

そのうち、香港の健康保険や海外旅行者保険の活用法についても書こうと思います。